タイトル 音楽幻想活劇
月光少年〜あした月の上で〜
製作:鈴木アートオフィス
作・演出 原案・演出:竹邑 類 脚本:菊村 禮
上演場所
日程
2006年 9月 30日〜10月10日 /  博品館劇場(東京)
        10月 15日〜16日 /新神戸オリエンタル劇場(兵庫)
出演者 嘉島典俊(月雄) 星奈優里(純草) 阿部裕(月鬼) 蓉崇(雲草)
鶴田さやか(月夢) 若木志帆(十二夜) 高世麻央(十三夜) 
下馬二五七(月永遠) 佐野圭亮(闇夜) 嶋本秀朗(乳母) 小野妃香里(裏月)
岩田翼(無月) 佐倉ゆうみ(水無月) 夏芽凛(如月) 竹尾一真(月心) 
山下潤(ムーンライト軍団) 四方宗(ムーンライト軍団) 久保田竜一(ムーンライト軍団)
あらすじ 光輝く満月の中での月光族婚礼の宴、十二夜、十三夜の恒例のショーに一同興じている。
その席上、月光族長の跡取りの少年月雄が人間界に行き、人間界の娘に恋をしたと告白―
―月光界と人間界、それは禁断の恋。
月光族が、人間に恋をするとそのものの命はひととせとなる…という月光族の掟。
月光族長(月雄の父)月鬼は困惑し諭すが聞く耳を持たない月雄。
月光界の掟を守ろうとする月鬼と、かつて別れた母を惑わせた月光族を憎む娘の双子の兄との宿命ともいえる対決。
暴かれていく過去と真実……そして
                    ≪舞台エピソード≫
この作品ではミュージカルに初挑戦。
入場料と出演料をいただく作品でこんなことを言うのははなはだ不謹慎ですが、ホントに勉強させていただきました。
ダンスも歌も、それから芝居も、共演者の皆さんの助けがあって舞台に立つことができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、もっともっと力をつけて僕自身が舞台を引っぱっていけるようになりたいと強く思いました。

共演者は、星奈優里さん以外は初めての方ばかりでした。
でも特に絡みの多かった小野妃香里さんは、大変お世話になった『Winter Rose』の吉野さんや『王妃マルゴ』の香坂さん、『マウストラップ』初演の入川さんとも同じ事務所ですし、3年前に天王洲アートスフィアで『被告人』という芝居を観て以来の大ファンだったので、あまり初めてという感じじゃなかっただけでなく、共演できて大感動でした!
同じく絡みの多かった佐野圭亮さん(里見浩太郎さんの息子さんです)も以前にお芝居を拝見したことがありましたし、僕も佐野さんも始めのころは他の芝居の本番で稽古を休みがちだったので、お互いに協力してダンスの振りを教えあったりとってもお世話になり、仲良くしていただきました。
今回の作品ではお二人と組んで「ムーンライト軍団の3人衆」という月の国の戦士役。
カッコよさそうですが、実はものすごく弱くて地球人にボコボコにされちゃう。おまぬけな3人組でした。
コントみたいだった!そのほかの共演者の方々も、普段演じているジャンルとは違うので、この芝居が無ければ絶対に出会わなかったろうなあ。みなさんに仲良くしていただいて、楽屋もとてもにぎやか!プロデュース公演ならではのステキな出会いでした。

ところで、メーキャップについて・・・。
僕が演じたのは月光族という月の住人。
この人たちの体には青い血が流れているらしい。
当然顔色も悪い。
というわけで、そんなメイクをしました。
写真をごらんいただくとおわかりになるかもしれませんが、ポイントはTゾーンと両頬の真っ白なハイライト、
そして今回佐野さんと僕がハマッてしまったブルーのアイシャドウ!
2人で競うように毎日メイクが濃くなり、鏡を見つめる時間もどんどん長くなりました。
佐野さんがファミリー○ートで良いシャドウを仕入れてくれば僕も真似をし、「2人でソニープ○ザに行く?」なんて話も出たくらい。
神戸では僕はそれまで使っていた紫っぽいやつをやめて新たに仕入れた水色にラメの入ったやつを使用。下の写真はその時のものです。佐野さんはちょっとうらやましがってました♪楽しかったなー。
メイクに凝る女の子の気持ちがちょっとわかりました。

もちろんメイクだけでなく、これからも演技もダンスももっともっと頑張ります!
                                              (2006年1月 岩田翼)



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