タイトル | イリノイのリンカン |
ハーフムーン・シアター・カンパニー |
作・演出 | 作:ロバート・E・シャーウッド 訳:荒井良雄 演出:吉岩正晴 | |
上演場所 日程 |
2009年3月18日〜22日 /俳優座劇場(東京)
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出演者 | 谷田歩(エイブラハム・リンカン) 神山寛(ボウリング・グリーン判事) 得丸伸二(ジョシュ・スピード) 武田光太郎(ニニャン・エドワーズ) 村上寿(クリミン) 村松春雄(バリック博士) 久野一洋(ベン・マトリング) 佐藤昇(スティーブン・A・ダグラス) 蔀英治(グレアム先生) 円藤一弥(スターヴソン) 金川博(ゴビー) 近藤善揮(大佐) 二反田雅澄(セス・ゲイル) 岩田翼(ウィリアム・ハーンドン(ビリー)) 板倉光隆(ファーガス/カヴァナ) 関戸将志(ジャック・アームストロング) 菊地真之(バブ/ロバート・リンカン) 河田光史(ジェッド) 古坂るみ子(エリザベス・エドワーズ) 会田由来(ナンシー・グリーン) 金子あい(メアリー・トッド) 白井真木(アギー・ゲイル) 松本眞佳(アン・ラトリッジ) 彩文暎子(メイド) 嶋崎浄(ウィリー・リンカン) 山ア惟史(タッド・リンカン) ◇賛助出演(町の人 他)◇ 阿部良 阿久津雄児 荒井良雄 小沼恵子 森秋子 及川幸子 小川希 佐藤陽子 中川浩美 黒澤亮太 |
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この公演の少し前、バラク・オバマが黒人として初めてアメリカ大統領に就任し、大きな話題になりました。そのオバマ大統領がさかんに引き合いに出した約150年前の大統領が今回の舞台の主人公エイブラハム・リンカンです。 彼の出した奴隷解放宣言は、それまで奴隷という「物」だとされていた黒人を「人間」だと認めました。そしてその直後、彼は奴隷解放反対派によって暗殺されたのです。 これは大草原に暮らす貧しい若者リンカンが大統領になるまでのおよそ30年を描いた舞台でした。 僕が演じたのは リンカンの弁護士事務所で下働きから共同経営者にまでのぼりつめ、リンカンを叱咤激励しつづけた若者ビリー。10月に『傾く首』で演じたユトリロに続いてビリーもアルコール依存症。リンカンへの期待が大きいあまりに、10歳年上のリンカンにしょっちゅう失礼な態度をとりますが、もしかするとリンカンの一番の理解者だったのかもしれないと言われている人物です。 |
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ご来場ありがとうございました! (Photo:開演直前の俳優座劇場の舞台上にて) |